蝦夷松 6-G

えぞまつ
2.5BG 2.3/4.0 Dk-1 tone #093F39 86,0,10,75
北海道の木に指定されている最もポピュラーな木である。常緑樹で30mから40mの高さ、扁平で細く2cm程度の尖った短い葉をつける。枝に沿って細かく葉が密生しているために木全体が深緑に包み込まれたイメージである。
深い陰影を強調するような額縁や見切りに使われる色であり、特に焦げ茶とのバランスが取りやすい。格調の高い品質感を感じさせる色でありながら、ソフトなイメージも感じさせるデリケートなトーンである。アクセントや部分使いにしてもかなりセンスの良さが求められる。

札幌景観色 6-G 蝦夷松

人が植えたエゾマツは街の中にたくさんありますが、それだとロマンがないので、たしか空沼岳の途中に立派なエゾマツがいたはずだと思い、空沼岳に行ってきました。

エゾマツは木材にするために人工林に植林されていますが、天然のエゾマツは土の上で発芽してもうまく育たず、朽ちた倒木の上で発芽して新たなエゾマツが成長するのだそうです。これを倒木更新といいます。倒木更新で成長したエゾマツは、根が浮き上がった不思議な姿になるそうです。エゾマツやトドマツが一直線に生えているのも、このことによるものだそうです。(その倒木はお父さんなのかお母さんなのか、あるいは血の繋がりのないママの彼氏なのか、ちょっと泣けてきますね🥺 子どもはみんなかわいい。。。

藻岩山など、札幌近郊の低山ではなかなか倒木更新を見ることができません。というか広葉樹が主体で、天然のエゾマツ自体がもともと少ないのだと思います。でも空沼岳では苔むした環境のなかで天然の姿をいろいろ観察できました。空沼岳はR453から常盤神社の脇道に入り、採石所を抜けたところから山深い森を8kmほど登っていきます。標高差1,000m。私の苦手な山ワースト1!
この札幌の山深いところには、天然の沼があり、山小屋があり、いたるところから水が染み出して、登山道がべちゃべちゃ泥んこ。でもこれが自然の循環そのもので、広葉樹の落ち葉が分解されて腐葉土になり、フルボ酸鉄が海まで運ばれて森里海の豊かな循環が行われているのです。まーそれはわかってますが、登山する私は苦手な山ワースト1!今日は3回くらい足を取られてひざが痛いし、倒木に頭を強打してコントみたいに尻もちついたし、空沼岳、苦手だわぁ~~~

あ、そうそう、今日の登山の途中で、前方の熊笹がゴソゴソっと動いて、その瞬間、「あ、死んだわ😱」と思いました。5分くらい茂みと対峙し、んーこれは熊じゃないかもなーと考えて少しずつ歩みを進めたら、シカが顔を出しました。鹿💢

札幌景観色 6-G…

札幌の景観色さんの投稿 2021年10月13日水曜日


※Andrew GengさんのMunsell Color Palette(http://pteromys.melonisland.net/munsell/)でマンセル値からRGBを調べました。

札幌景観色の塗料を探そう!

日本塗料工業会が提供しているペイントカラー検索システムを使うと、札幌景観色のマンセル値から塗料用標準色見本帳などの近似色を検索できます。
例) 創成柳 5-C マンセル値:5G 7.0/2.0 Lgr-2 tone → 色票番号:45-70D



蝦夷松との配色パターンを
作成するツール

『札幌景観色配色ツール』を使うと、景観色の組み合わせイメージが簡単に確認できます。作成した配色パターンはWEBブラウザにブックマークしたり、URLをメモや共有(シェア)することで、あとで何度でも確認できます。